手当て

手当て(STR)の世界観

動きの中で, 人間本来の自己治癒力を最大限引き出す。それにより連動性ある本来の動きを取り戻すことはもちろん、自律神経、感情面も本来の状態に戻すことができる。

動き(movement )+自己治癒力

その究極のかたちがSTRです.

理学療法士の資格を保有し10年、リハビリから大学院での研究までカラダを探求し続けてきましたが、STRの世界観に出会いピンときて以来夢中に駆け抜けています.。本当に面白いですよ。 私自身がSTRに救われた身です。

人に触れさせていただくことで生じる変化、さらに触れさせてもらう前から始まっている生命の世界。たかが手を触れるだけの実にシンプルな徒手療法ですが、  とてつもなく深く優しく、そして肉体的な変化を感じていただけるでしょう。

本来に私たちは自己治癒力とともに命を守りながら生き抜いています。

椅子に小指をぶつけた。コケた。無理な動きをした。明日までにやらなければならない仕事がある。苦手な人が隣にいる。嫌なことを言われた、聞いた。天候や季節の変化。などなど挙げればキリのないくらいの影響を日々受けています。その影響は必ずや肉体的な変化を生じさせています。間違いないです。

呼吸をひそめ、内臓は下垂し。表情はこわばる。左右の非対称な筋肉のアンバランスに。身体バランスは崩れ不安定に。ほっておけば、これらの変化はどんどん大きくなりすぐに身体は悲鳴をあげることになります。

しかしながら、私たちの自己治癒力によって命を守っています。本当に気付かないところで身体を支えて生かしてくれています。もちろん縁の下での頑張りも積もりに積もれば耐えきれなくなります。それが症状です。一見すると急に出てきたように感じる症状は、実は出るべくして出た結果なんですね。

この結果でしかない症状をどうにかしようとするより、症状が出てもなお本来の自分に戻ろうとしている治癒力に目を向けてあげること。単に原因は筋肉や関節の硬さではないことがほとんどであり、人の命という視点で広い視野で優しく手を触れる、そして命が躍動する姿をただただ見守っていくこと。

実は頭を使って身体を分析するほど、身体はこわばっていきます。そして本質的な原因は分析によって導かれるほど簡単ではありません。同じ痛みの部位でも、人により歴史が違っていて当然です。

STRによる徒手療法では、関節の動きをきっかけに、その人それぞれの身体運動のパターンを紐解いていきます。ほとんどの方が身体の認識のズレにびっくりされると思います。ほとそれぞれのペースで、絡み合っていた身体の歪みを紐解いていきましょう。動きと感情は必ずリンクしているからこそ、身体の変化とともに心の変化を感じられることでしょう。美しい動きは、感情面、筋骨格系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、循環器系、神経系、免疫系など全てが整いながら生じます。身体の隅々に、酸素が供給され、水分や栄養が行き届き、ゴミが排泄される。

朝起きて清々しさを感じれる。笑える。座れる、立てる、歩ける。他愛のない日常を感じる余白を身体に与えられるように。

命が輝く人生を歩んでいく私であり、あなたでありますように。

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