小椋ホリスピス

続編)脳の深い部分で安心を感じれる刺激を!!

私たちは脳の中でいろいろなことを思考したり感覚を感知したり、様々な精神活動を行っています。 この精神活動は人間が持っている精神の座として主に活動する大脳新皮質です。

そのさらに内側に感情や本能欲求に関する大脳辺縁系さらに 
生命を維持するために働く脳幹があります。

脳科学では、下位の脳は上位の脳の命令を受け働くという考え方があるようです。

脳幹は大脳辺縁系の命令を受け、大脳辺縁系は新皮質、新皮質は前頭葉の命令を受けるといったルートになっているようです。

自律神経・ホルモンの中枢は脳幹の上位付近の視床下部に、神経伝達物質は大脳辺縁系も関係しているようです。

ここで脳の特性ですが、一例をあげると 大脳辺縁系に扁桃核という好き嫌い・快・不快にかかわる器官があります。

この扁桃核が嫌い・不快と判断すると脳は、体全体をコントロールして逃避行動や闘争行動をとるように仕向けます。 

アトピーの方は「かゆみ」という不快と判断する刺激が、常にかかりやすくなっていますので、脳はそれに対処するために逃避・闘争を起こすように仕向けます。

そうするとアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンや神経伝達物質がでて、体を興奮させます。 そうなると免疫細胞は外部免疫に対して過敏に働くようになり炎症が起きやすくなります。

また腕や太もも・首・肩などの筋肉も硬直させ、予測される衝撃に備えます。アトピーの人のほとんどに強い首こりや肩こりが見られるのはここが原因だと思っています。ちなみにアトピーでない方もこのメカニズムは起こっていると推測します。 

※そもそも人間を含めて動物はの闘争・逃走反応はある決まった身体的パターンがあるります。その中でも生き抜く中で自分を守りやすい方法を強化するわけです。

時々アトピーで心身のバランスを崩す方がいらっしゃいますが、、脳から常時ストレスホルモンが出て、セロトニン・エンドルフィン・ベーターエンドルフィンなどの快楽神経伝達物質が出にくい脳環境にあるからだと推測します。

逆に反対に判断すると、平和・くつろぎ・安定した状態に体をコントロールします。免疫でいうと、外部に対する免疫を緩和にしてくれます。

国家間の紛争を例にとると理解しやすいと思います。現在日本は尖閣諸島の問題で中国と微妙な関係になっています。マスコミは、領海侵犯などがあるとテレビで伝え、海上保安庁や自衛隊は警備を厳重にして対処しています。おそらく政府や外務省や関係省庁・都道府県の方々や海上保安庁や自衛隊全体の組織の方々は、敏感に反応していると思います。

このような状態が、体内で生じているため、免疫も自分自身の体を本能的に守るため臨戦態勢をとっているんだと思います。

本能の脳は、表現は少し適当でないかもしれませんが、知性が劣りますので、高度なことはわかりません。要は自分が安心できるか緊張していなければならないかという2者の間で、本能的に反応しているのではないかと推測してます。

ではどのような刺激が、無意識脳が安心・くつろぎ・平和な状態になるのかを次回より推理していく必要がありますね。

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