手当て

【症例紹介】長年の吃音・チックに悩む中学生への手あて整体

小さい頃から吃音・チックさらに小学生に発達が遅れている様子が。
一時的に治ったけれど、小学生に上がり環境が変化したタイミングで再度見られるようになってきた。様々な療法を試してこられている。その都度良くなることもあり、また強くなったりと経過されてきた。そして中学生になった現在、その不随意な動きは大きく、首や肩をよじらせるようになったとのこと。

「自分でもなぜそうなるのかわからない」
「別にやりたくてそのような反応をしているのではない」

知っている人はいいが、知らない人と話すときに、急にチックや吃音状態が強く出ると相手がびっくりされるからということで、なんとかしたいと思って紹介でやってこられた。

よくよくご両親も理解しながら
一緒に頑張ってこられた。
少々緊張している様子はあるが
ちゃんとベッドに寝て体を触れさせてくれる。

お身体を見てみると、、、
喉元は緊張感が強い。
呼吸も浅くなっている。
頭蓋骨のズレもなかなかなもの。
足腰の連動性も、繋がりがストップしているように感じた。

土台が不安定な上に、
頭〜頚部のねじれが強い状態で、
喋る時には「なんとか出さなきゃ!!」と力む様子。
声を出したいけど、、、これじゃ筋肉がうまく働けない。
とても辛かったよね。 
でもよくここまで頑張ってきたよね。
彼の身体がリラックスしていく中で
すごくやさしい雰囲気を感じた。

最初はベッドの周りをゴソゴソ動き回っていた彼も
頭蓋骨に触れていくと
すやすや眠っている様子。
そして目が覚めた時の彼の表情が一段と柔らかくなっている。

お母さんも、、
「そうか、表情が出しにくかったんだ」
と気づかれていました。表情も意思表出の一つとしてとっても重要です。

お母さんのお話を聞くと、、、
発達障害の診断などを受けた際の医師の言葉が強烈だったようです。
それに滅入って、薬を常用して福祉の中に入るのか、
可能性を探すのか、、、別れるようです。
人それぞれですので良し悪しではないのですが、

「子どもは好きでそのような状態になているわけではないということ」
「できることならもっと落ち着いていたい、リラックスしていたいと思っている」
でも、、、
「そうせざるを得ない何かがある」

その子の声にならない声を拾ってあげられる人が少しでも増えたらいいなと思う次第です。少なくとも身体が解放されることで、止まっていた歯車が回り出すことだってありえます。僕が治すわけでない、、治るべきものもない。彼が自分の力を発揮できるお手伝いに徹していきたい

一緒により良くほうへと向かって、彼の可能性を見守っていきたいと思います!
なんだか、「ホリスピスの手あてもっともっと多くの方々に拡めなければ」
と使命感を持った次第です。

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おぐらひろのり
小椋ホリスピスの手あて担当
 ・完全予約制
 ・体調相談・施術相談無料
 ・お気軽にお問い合わせください(HPの問い合わせフォームあり

 ・TEL 070-8443-0502

▪︎経歴
2010年 理学療法士免許取得
2010年〜2014年 特定医療法人大道会 森之宮病院 勤務
2016年 広島国際大学大学院 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻卒業
2016年 整形外科クリニック勤務
2017〜2020年 訪問看護ステーション勤務
2020年 小椋ホリスピス 設立

○ボバース成人片麻痺基礎講習会修了
○修士課程(医療工学)修了
○生体自然療法士(ガンやアレルギー疾患などの民間療法)
○プロ教育者養成ワークショップ修了
○STRベーシック修了・アドバンスコース修了
○大上メソッド(手あて) 
○学会発表経験豊富 
(仙腸関節研究会・日本腰痛学会・アジア理学
 療法学会・アメリカ整形外科学会)

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